Restaurant ESqUISSE | レストラン エスキス

NEWS

2025.04.08
【Media】(ラジオ)franceinfo

フランスの国営ラジオ、「franceinfo」にて、リオネル・ベカ シェフが紹介されました。

よろしければこちらから内容の記事をご覧ください。(ラジオもお聞きいただけます。)
どうぞよろしくお願いいたします。

~~~~(抜粋)

午前中、チームは長野の山で採れた野生のハーブの皮をむいたり、小さなニンジンを削ったりといった細かい下ごしらえに取り組む。「そのすべてが合わさって、15品ほどのメニューができあがるのですが、その内部ではいろいろなことが起こっています」とリオネル・ベカは言う。「中間的な下ごしらえがたくさんあって、それがまた別の下ごしらえに入り、さらに別の下ごしらえに入り、最後には料理の要素になる。ですから、とても複雑なのです」。

日本では季節の移り変わりが激しい。「4月初旬は少し暑くなり、店内には熱気のある雰囲気が漂います。私たちには四季がありますが、日本人には72の季節がありますから。なぜでしょうか。彼らは静かなものに耳を傾ける方法を知っているのです。物事を分析し、名前をつける方法を知っています。言葉や感覚に書き換えることができるのです。」

日本に来て20年になるリオネル・ベカは、競争の激しい料理界で、発信力を大切にしている。「料理人である私たちは、自然からのメッセージを人間に伝えるメッセンジャーなのです」と彼は説明する。「もし日本に来ていなかったら、自分はどんな料理人になっていただろう、どんな人間になっていただろう、と自問自答することがよくあります。」