
ESqUISSEは全面リノベーションを行い、2027年春に新装開店ーREOPENーいたします。そのため、2027年1月から4月まで、リノベーション工事によりクローズいたします。
リノベーションの詳細は、2027年に改めてご報告させていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、新しいESqUISSEで皆様とお会いできますことを楽しみにしております。
休業中は、ポップアップやイベントを予定しています。詳細はこちらのニュースにてご報告いたします。
*休業期間中もお電話は通常通りつながります。
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リオネル・ベカ シェフより
目の前に形を現すものの価値は、わたしたちが眼差しを向けて初めて生まれるものです。この世界に生きるという事は、身のまわりのものを感じ取り、物の気配やエネルギーに触れ、それを浮かび上がらせ、ときに消し去る光を感じながら、私たちが目にするものは何ひとつ静止していない、と知ることでもあります。
ESqUISSEは、このような考えから新たな変化へと向かいます。
わたしたちはこの場所に留まり、ESqUISSEの歴史を抱きながら、その表現を大きく変えてゆきます。柳原照弘氏とともに思い描いているのは、光が独自の「時間」を持ち、この新しい場所を形作る素材同士の対話が浮かび上がるような空間です。素材は固定せず、たえず時間と共に変化していきます。
私たちが意図しているのは、料理のための舞台をつくるのではなく、長い間 ESqUISSE の料理の中に流れていたものを、この空間そのものに宿すことなのです。空間の素材と、料理の素材が、互いを説明することなく出会い、同じ「いのちあるもの」の感覚の中で響きあうことでしょう。
いのちあるものは移ろいゆくものです。物質は、絶えず別のものへ変化し続けます。わたしたちの仕事は、素材を変えることではなく、その内側ですでに始まっている変化に寄り添うことなのだと思います。この考えは長い間私たちの料理に宿っていました。そして今、柳原氏とともに、この場所そのものに宿り始めています。
ESqUISSEはここにあり続けます。私たちが知る今の場所が姿を消すことによって、長い間ずっと探し続けてきた空間が姿を現すのです。
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デザイン:柳原 照弘 氏
2012年にオープンしたエスキスの空間は、その名のとおり、シェフ・リオネルの思考のプロセスを受け止める、一枚のキャンバスのような存在でした。十余年の時間の中で、そこには料理、人、記憶、そして季節の移ろいが、さまざまなマチエールとなって幾層にも重なり、特別な風景を生み出してきました。
新しいエスキスでは、その積層された時間を受け継ぎながら、さらなる余白を開くことを考えました。完成された空間をつくるのではなく、新たなクリエイションを受け止め、変化していく場をつくること。それが、今回の設計の出発点です。
これまで閉じられていたキッチンは客席へと開かれます。シェフや料理人の動き、料理が生まれる瞬間、そしてそれを味わう人の時間が、ひとつの風景として繋がる空間を目指しました。
空間を形づくる素材には、リオネルの発想の原点でもある日本の風土に目を向け、その土地の記憶や匂いを感じられるものを選びました。なかでも、シェフと深いつながりを持つ能登の珪藻土や山の土、木材、石、漆といった素材を用い、土地の風景や気配を空間に重ねています。
こうした素材が宿す土地の記憶と、シェフが生み出す料理、そしてそこに集う人々の時間が、ひとつのテロワールとして共鳴し、ここにしかない特別な空間を形づくっていきます。
柳原照弘
インテリアデザイン、プロダクトデザイン、アートディレクションなど包括的な提案を行う。神戸と仏アルルにスタジオ兼ギャラリースペースVagueを構え、日本、フランス、イギリス、台湾、オランダを拠点に国や文化の境界を超えたプロジェクトを手がける。
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2012年6月のオープンより皆様にご愛顧頂きました今のエスキスのインテリアは、あと3か月となりました。皆様への感謝とエスキスの歴史を抱き、素晴らしいひと時をお過ごし頂けますよう、心を込めてお迎えいたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
